重量鉄骨造の基準

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鉄は必ず錆びる!

鋼材は建築の構造材の中でもっとも強い強度をもつ材料で、超高層建築でも軽さと強靱さという2つの特徴を利用してかならず鉄骨造で造られ、また、マンションや高層建築でも10階建て程度を超える頃からほとんど鉄骨造になっています。
しかし、この鋼材の最大の弱点は耐火性と錆の問題です。特に錆は鋼材が空気に触れることによって酸化され、それが錆の原因となっています。
そのため、鉄骨造では、錆の進行を防ぎ、空気に触れさせないように錆止め塗料をどの程度行うかが耐久性の重要な要素になってきます。

普通は一般錆止め

しかし、一般住宅で使用される錆止め塗料は、もっとも安価で耐候性のない一般錆止め塗料というものが使われている場合がほとんどですから、重量鉄骨造で耐久性を重視するなら、錆止め塗料のチェックは欠かせません。

柱の足下その他の部分

品確法の耐久性区分では、等級ごとに鋼材の厚みによって使用すべき錆止め塗料が指定されており、特に湿気が生じやすい柱脚(ちゃうきゅく・・柱の足下)には、錆止め効果の高い塗料が指定されています。

床下換気+小屋裏換気

鉄骨造の耐久性仕様では、木造と同様の床下換気や小屋裏換気も等級2.3とも必須事項となっています。忘れないようにしましょう。

・建築基準法では何も規定されていません。

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