住宅性能表示制度: 維持管理の配慮

建物を長期間維持管理していくためには、メンテナンスが容易にできる計画が必要です。
この規定では、排水管を基礎に埋設しないとか、屋内の配管の点検が容易にできる点検口の設置などの規定があります。

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等級について

等級3配管をコンクリートに埋め込むことはできない
掃除口や点検口などを設け、維持管理を余裕をもって出来る対策が出来ている
等級2掃除口や点検口があるなどの、維持管理の基本的対策がとられている
等級1規定無し

維持管理のポイント

設備配管にも目配りを

間取りを考えるときに、設備の配管まで考える人はいません。
しかし、痛い目を見るのは20~40年後。設備の老朽化や改装などで設備配管をさわる必要が生じたときに初めてわかります。

漏水事故もすぐに直せ、将来の増改築の時でも用意に変更のできる設備配管のメンテナンスを考えるのは、劣化の軽減等級を高くしたい人には必須項目です。

さや管ヘッダー工法など容易に給排水管が点検できたり、交換できる仕組みが必要な項目です。

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