住宅性能表示制度:光・視環境

光・視環境とは、自分の建物がどの程度太陽を取り入れ、あるいは視界がきくかの評価を行います。

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等級について

この項の等級はありません。
窓に対する床面積の比率を計算するだけなので、実際には評価してもあまり意味のない項目です。

評価のための計算式

単純開口率居室の窓の面積/居室の床面積X100(%)
方位別開口率居室の各方位ごとの窓の面積/居室の窓の面積X100(%)

光・視環境のポイント

意味のない評価

建築基準法では、居室の床面積の1/7以上の窓が必要です。まず、これをクリアしなければ、建物は建てられません。
一般的な温暖地域では、この数値の窓をもうければ明るさは十分です。
不必要に窓を広くとっても、冷暖房効率は落ちていきます。

窓の広さや開放感は、多分に個人的な嗜好の問題なので、この法律ては、あえて等級を付けなかったのでしょう。
しかし、役所としては光・環境という評価項目が欲しいために無理矢理作った計算式のようです。
無視して差し支えのない項目です。

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