住宅性能表示制度:火災時の安全性

火災時の安全性は、隣家からの炎症をどの程度食い止められるかの外壁防火、自分のところから発生した火災が早く発見できるかの火災報知の2つの面からチェックします。

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等級について

火災感知器耐火性能
窓やドア外壁など
等級4全ての居室・台所・階段に火災感知器を設置等級無し60分以上火災に耐えられる外壁材など
等級360分以上火災に耐えられる外壁材など45分以上火災に耐えられる外壁材など
等級2台所と1カ所以上の居室に火災感知器を設置20分以上火災に耐えられる外壁材など20分以上火災に耐えられる外壁材など
等級1無し無し無し

注:この法律とは別に、現在、住宅用火災報知器の設置が義務付けられています。(対象は寝室と廊下、台所などです)

耐火性能について

窓など外壁など備考
等級4等級無し耐火構造RC造などでないと難しい
等級3甲種防火戸準耐火構造鉄骨造で可能
等級2乙種防火戸 防火構造木造でも可能

耐火性能のポイント

神経質にならない

どちらかというとマンション用の等級

木造住宅で、等級3.4にするためには、相当のコストが必要です。
また、等級4は、RC造にでもしない限り事実上不可能です。
この部分は、あまり神経質に考える必要はないのではないでしょうか。

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