住まいの見積と図面住まいと法律・タイトル

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図面と見積書の関係
プロの見積査定
諸経費って何?
坪単価も実はいろいろ
今までの建築コストの推移

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●ローコストの心得
坪単価の目安は建売住宅
見栄、体裁を捨てて・・
変更、追加は損!
建物の形とコスト要素
定価と値引率のカラクリ
時間を武器に使え!
途中で諦めるな

●値引きのツボ
値引きはいくらまで可能か
値引きは織込み済みを
知っておこう

値引率で判断するな!
精一杯の値引きです

●住宅価格の裏側
住宅価格 4つの特徴
単価比較は意味が無い
価格の主導権はどっち
オープン価格と設計価格
仕切り値と値付け

●見積ミニ知識
坪数水増しテクニック
目くらましテクニック
見積は誰もわからない
見積はポーカーゲーム
HM別、坪単価の傾向
予算提示はすべきか?



 

 

 


坪単価といっても実はいろいろ

坪単価−図4 坪単価という場合、その範囲は言っている人やデータによって実に様々ですが実は、下の2つに大きく別れます。

  • 建物だけを指す場合(ハウスメースーなどの広告の坪単価表示)
    (外構工事や外部の水道、電気、ガスの引き込みは別途で、高額な住宅設備なども含まれていない。安く見せかけるために、地盤調査費、建築確認費用、設計費用なども含めていない会社もある)
  • 建物と外部の水道、電気、ガスの引込みまで含めて、すぐに使える状態

 言い換えれば、右図のように、注文住宅系ハウスメーカーの坪単価表示は、建物だけの価格をいい、設備関係の引き込み工事(外部設備工事)を追加しなければ、建物は使えませんし、別途外構工事も必要です。
 この費用だけで、外部設備工事は最低でも(どんなに狭い敷地でも)100万円以上は坪単価以外に必要になります。
 反対に 分譲住宅、建売住宅や建築条件付き宅地などで書かれている坪単価は、すぐに使える状態までの完成度で坪単価を言っています。
 
 また、外部設備工事費や外構工事費は、敷地の形状・道路からの高低差などにより大きく変わります。外構工事費も、前面の車庫部分と門柱を少し整えるだけでも100万円はかかってしまいます。

 つまり、総工事費ということから考えれば、建物だけの坪単価の場合、最低でも外部設備工事100万円に、外構工事100万円の最低200万円は、坪単価に加味する必要があります。

 なお、地盤補強費用も、分譲系、建売系では含まれていますが、建物だけの坪単価広告の場合は、当然含まれていません。
 今までのサポートサービスの事例では、概ね半分程度の住まいで地盤補強を必要とし、その費用は70〜100万円程度必要です。

 結局、どの状態の建物を指した坪単価なのかを知らないと、資金計画に支障をきたすことになってしまいます。

 さらに家づくりでは、これ以外に登記やローンなどの諸費用やカーテン、家具などの別途費用も金額が大きく、資金計画ではおろそかにすることは出来ません。

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適正価格とはなにか

 坪単価という物差しも、地域や工法、統計の方法や広告の表現によって違うなど、実はいい加減なものです。
 しかし、間取りも、広さも違い、仕上げや住設機器のグレードも違う住宅では、坪単価も大きな目安になることは事実です。
 では、自分が頼もうとしている建物の適正価格はどうやって知るのが良いでしょうか。

・適正価格には幅がある
 よく工事の単価を気にされる人がいますが、スーパーに買い物に行っても、大根の価格はそれぞれのスーパーで微妙に違います。
 また、家電製品などの価格比較サイト「価格ドットコム」でも、家電製品やパソコンの価格には差がありますね。
 定価がある商品ですらこのような単価の違いがあるのですから、加工賃が必要な工事では、単価が高いか安いかではなく、妥当な価格範囲に入っているかどうかがポイントになります。

・合い見積もり
坪単価−図5 公共事業では適正価格を積算という作業ではじき出し、その価格を上限にして入札をしますが、住宅ではそんなことは出来ません。
 そのため、最初のページで合い見積もりを勧めているように、合い見積もりは、仕様の多少の違いはあっても各社の見積もりを比較して、自分が頼もうとしている建物の妥当な価格がどの程度なのかをつかむもっとも良い方法です。


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