見積もり-見積書の見方(注文住宅の場合)

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単価は各社各様

住まいは、すべてがオーダーメイドです。近年、工業化が進み、いろいろな材料が製品化して出ていますが、それを組立て、取り付けるのは、人力です。
また、建築は、少なくても十数社以上の下請会社が入って仕事を完成させます。そのため、見積をとっても各社各様の見積様式と単価が書かれています。

サッシ一組の値段も、同じ値段で、出てくることは、まずありません。 単価で一喜一憂するよりも、見積書はトータル金額で考えましょう。
そして、自分がオーダーした内容が見積書や図面に反映しているかどうかを確認しましょう。

なぜトータル金額かは、5ページの『諸経費って何?』で詳しく説明していますょ。

図面を見ながらチェックする

見積書の細かな内容や単価・数量が分からなくても、図面を根拠にチェックする事ができます。図面と見積書をセットで提出してもらって、図面を見ながら見積書の説明を受けてください。

会社を訪問しよう

ハウスメーカーの場合は、ショールームがあり、社員教育もしているのであまり問題無いのですが、工務店や紹介でこられた業者の場合は、必ず、その会社を打合せを兼ねて訪問しましょう。もちろん工事現場を案内してもらうのも良いことです。

訪れた事務所がきれいに整理されているのか、社員はハキハキして、挨拶もちゃんとしているのか等、どんな雰囲気で仕事をしているのかを知り、信頼感を感じられる会社かどうかを感じることは、これから大きなお金をたくし、安心と満足を買うための大切な建て主の仕事です。

工事現場では、職人さんたちも挨拶をしてくれるか。きれいに整理整頓されているか。といったことも見逃さないでおきましょう。
建物は、お金の多い少ないではなく、会社の大きい小さいでもなく、結局は人がつくるのです。

適度な距離を置く

営業マンと親しくなったり、いやなタイプの人だったり、あなたを訪れる人は様々です。あなたの最初の窓口になる営業マンが信頼が置ける人かどうかは、とても大切なことです。
しかし、あなたの要望や希望・予算も大事な要素です。
相手の会社の事情に左右されることなく、毅然とした態度で見積もりを依頼し、公平な態度で各社の見積もりを査定する姿勢が見積もりを取る上で一番大切です。
つまり、熱心な営業マンや会社に肩入れしないで、適度な距離感を保つことですね。

決まらなかった会社にはお礼の一言を・・

2社以上から見積もりを取れば当然、辞退して頂く会社がでてきます。
どの会社も受注のための図面作成や見積もりを行いますが、やはりそれなりの経費がかかっているのは事実です。

一生懸命やったが、残念ながらあなたの選考に落選してしまった会社に対しても、お礼の言葉をかけましょう。
手みやげやお礼の品などは全く必要ありませんが、一言出向いてお礼を言うだけで、すっきりした気持ちで次のステップに臨めます。(それは相手も同じです)

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