テレビ番組『あるある大辞典』のデータねつ造問題が世間をにぎわせました。
『あるある大辞典』で放送された食材は、次の日には品切れとなることがたびたびありましたが、結局はデータのねつ造であったり、過大表示したデータであったりと、その信用性は地に落ちましたが、多くの人は、この番組をよりどころに、ついつい、その気になったのではないでしょうか。
一時、リフォーム番組の『ビフォーアフター』も、本当にそんな値段で出来るのか、といった疑問の声をよく聞くことがありましたが、この番組も今では、概ね妥当なリフォーム価格を提示するようになりました。
今でも『本当は怖い、家庭の医学』という番組では、極めてオーバーな表現で見る人達を怖がらせようとしています。
その目的は視聴者のためではなく、視聴率、つまり、自分たちの売上拡大のためには、少々の誇張、歪曲は構わない、ねつ造さえいとわない。という放送業界のダーティな面を見せつけています。
そして、もっと注意すべきは、自分の意図したことしか載せない、という制作姿勢です。これらはニュースでも同様ですね。
では、目を転じて、住宅の広告はどうでしょうか?
上のようなデータねつ造や過大表現は見あたりませんが、当たり前のことをさも特別なように表現している広告が非常に多いのが特徴です。
そして、決して、決して、自社の製品を悪くいったり、欠点を書いている広告などお目にかかることはありませんね。
きれいなバンフ、ホームページ、広告などを見ていると、いつも、いつも、自社の製品は優れているのです。欠点なんて絶対に!絶対に!ないのです。
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