地元に隠れた良店有り!

大手ハウスメーカーなら何となく安心・・・。
では、地元の住宅会社はどうなの?玉石混在で、何を基準に探せば良いのか?
探す妙案などありません。

ホームページやバンフだけで、その会社が玉か石かなど絶対にわかりませんし、たかだか営業マンと一二度面談した程度でもなかなか玉か石かなど見通せません。

でも、地元でもマジメに、キチンと仕事をしている・・。
いやいや大手より遙かにキチンとしている会社を見つけました。

その日は第三者監理の現場へ。
基礎のチェックは建築主さんがされると言うことで上棟後の構造の確認に伺いました。
そして感心したことが。

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完璧な雨養生

足場があるので全景は取れませんでしたが、屋根の下から土台まで、しっかりとブルーシートで全面覆われていました。結構使い回したシートで、現場監督さんに聞くと、どの現場でもそうしているとか。

確かに年期の入ったブルーシートですが、要はタッカーで止めていくだけなので、手間を惜しまなければ簡単です。大手は絶対にこんな手間のかかることしませんし、普通の住宅会社でもしているところはほとんどありません。

キチンとした釘打ち

写真はダイライトの釘打ちですが、ほとんどの業者は自動釘打ち機で打つため、釘がダイライトにめり込みます。それをめり込まないようにするには、圧縮空気を弱めにして。、ダイライトよりも少し釘が浮き出る程度まで弱めます。そして、少しでている釘を金槌で沈めます。

これが本来やるべき工事手順なのですが、全ての業者、大工は横着・・つまり、手間をかけようとせず、絶対に釘が入る強めの空気圧で打ち込みます。その結果、多くの釘がめり込み、めり込み幅が大きすぎると釘の効果は無くなるのですが、そんなことより手間をはぶく事が大事とばかりに、釘をめり込ませます。

これも上の手間をかけるかかけないかの話です。

たった2つのことですが、ここまで丁重にやる業者は久しぶりです。
久しぶりに気持ちの良い工事。地元にも隠れた良店あり・・を感じさせる会社でした。

これも鉄壁の雨養生

これは上の会社とは別の会社ですが、鉄壁の雨養生です。
長雨が続くと、工事をされている多くの方は、木材が長く濡れていても大丈夫なのかと気になっている方も多いのではないでしょうか。

上の写真は第三種監理でおじゃましているある地元工務店が作ってい住宅の風景。鉄壁の養生をしています。工務店が自ら進んでしているのか、はたまた建築主の人から言われてしているのかそれは分かりません。いずれにしても、安心出来る光景です。

ここまでやっている現場はほとんどありません。

この工務店は社員はいるものの、文字降り社長一人ががんばっているような小さな工務店ですが、自分が手がける仕事を大事にするからやっているのかも知れません。

そして、その現場で「ノミ」を見かけました。
電動ノコギリと、電動カンナと、自動釘打ち機があればほとんど仕事が済む今の現場で、珍しいものを見た感じです。

現場見学会で見るべき部分。
土地を買うときのように、本当はきれいに清掃された現場ではなく、雨の現場が良いのかも知れませんよ。

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